JSS(スタチン系薬剤に関する薬剤疫学研究)

概要

スタチン系薬剤に関する薬剤疫学研究(JSS)は、スタチンの筋(CPK上昇、横紋筋融解症)、肝(GOT上昇、GPT上昇)、腎(血尿、タンパク尿、血清クレアチニン上昇)に関する有害事象の発生割合と血清脂質への効果を日本人において明らかにし、これらを異なるスタチン間で比較する調査です。

DSRU Japanは、この研究の事務局業務を平成19年度より行い、平成24年6月に終了いたしました。

成果

【JSS調査実施の意義と特徴について】

国際薬剤疫学会(2010年8月、英国)
日本薬学会第31年会(2011年3月、静岡)

【ケースの評価に関する結果】

日本医療薬学会第21回年会(2011年10月、神戸)

【本研究の解析結果の一部の発表】

日本薬剤疫学会第17回学術総会(2011年11月、東京)

【本研究の多変量解析の結果の発表】

第28回国際薬剤疫学会(2012年8月、スペイン、バルセロナ)

【JSSにおける解析方法に関する発表】

国際薬剤疫学会第7回アジア会議(2012年10月、インド、バンガロール)

【JSSの最終的な解析結果】

JSSの最終的な結果はPLOS ONEに掲載されました。
N Ooba, T Sato, A Wakana, T Orii, M Kitamura, A Kokan, H Kurata, Y Shimodozono, K Matsui, H Yoshida, T Yamaguchi, S Kageyama, K Kubota. A Prospective Stratified Case-Cohort Study on Statins and Multiple Adverse Events in Japan. PLOS ONE 9(5): e96919, http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0096919

JSSホームページ